ピアノの買取価格が業者によって違う訳

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業者によって価格が違うわけ

 音大入学を期に買い替えるので古いアップライトを引取り依頼したい、子供部屋の古いのを処分する、息子が興味を失って弾かなくなったので売る、自宅改築につき買い取りしてもらう、など中古ピアノを売却するなら考えるべきは買取査定です。

ただ実際に査定を依頼してみると、

「複数の業者に見積もりを頼んだら金額がてんでバラバラで驚いた」

そうおっしゃられる方が大勢います。これはある意味必然です。何故かというと、一口にピアノ買取業者と言っても運営方針はそれぞれ異なるからです。
  1. @買取後、修理して国内で売るのか、それともそのまま外国に輸出するのか
  2. Aどのピアノの買取に力を入れているか(重点対象)
  3. Bピアノ搬送は自社で行うか、外注するか
  4. Cピアノ在庫数(ダブツキや欠品度合い)
  5. Dお客さんから「型番指名待ち」を受けているか

@は重要です。なぜならば、ヤマハなどは輸出すると高く取引されます。反面、国内で売る場合手間をかけて補修して販売する分、利幅が小さい傾向があります。つまり、輸出する業者の方が高い買取金額を提示することが多いです。

Aは会社によっても違いますし、同じ会社であっても「今月はxxの買取強化月間なので買取を上乗せします」のようなことがあります。

Bはピアノ買取専門業者であれば自社で行う場合がほとんどですが、一部の楽器買取業者などでは、搬送作業を外注することもあるようです。その場合は搬送費用分、買取金額が下がってしまう可能性が高いです。

Cは業者の「欲しがり具合」につながります。在庫が既に積み上がっている型番の場合、高い買取金額を提示することはないでしょう。

Dも欲しがり具合に関連します。業者がお客さんから「○○の型番の中古が出たら教えて欲しい」等と依頼を受けていることがあります。その場合は、売れることが分かっているので、高い買取金額を提示してきます。

以上のように査定金額は異なるのが普通ですので、できるだけ多くの見積もりを依頼するのが望ましいです。インターネットの一括無料査定を申し込むのが、簡単でおすすめです。見積もりを比較して相場をおさえたうえで、金額の高い会社を選べますので失敗が無いと口コミでも人気です。貴方のピアノがいくらで売却できるかタダで査定してもらいませんか?査定しても売る義務はないので、試しに見積もりするだけ、というのもOKです。捨てるのはもったいないですよ。
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