ピアノの買取金額が減額されるトラブルを避けよう

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買取金額が減額されるトラブルを避けよう

 自宅にある古いのを処分する、娘用に買ったが使わなくなったので売る、大学に行くので買い替えにあたり古いのを引取り依頼したい、単身赴任が決まったので買い取りして欲しい、など中古ピアノを売却するとき依頼するのが買取査定です。

 しかし、買取査定を依頼して、金額も決まって、いざピアノ搬出というときに

「ピアノをみて、ヘコミが有るなどイチャモンをつけられ、買取額を下げられた」

というトラブルが発生することがあります。更に、そんなに安い金額では売りたくないと断ると、今度は出張費を払えなどと言われたりします。

 こんなトラブルにはあいたくないですよね。ポイントは2つあります。

 @ピアノの状態を極力正確に伝える。
 A業者に自宅に来てもらう前に懸念項目を確認しておく。


 細かく見ていきます。@については、買取査定のやり方にも記していますが、以下の項目が対象です。

  • 製品情報(種類、モデル情報、製造年)
  • 追加装備(自動演奏装置の有無、消音機能の有無、有る場合は音源の型番)
  • ピアノの状態(音が出るか、傷・塗装はがれ有無、虫食い等のダメージの有無)
  • ピアノの置き場所(一戸建てかマンションか、何階か、搬出は階段かエレベーターか)

 大きな傷・ヘコミ、塗装の大きなハガレ等が有る場合は、必ず見積もりの依頼の際に業者に伝えておきます。小さなヘコミや細かな傷であれば、査定には影響しないことが多いですが、これも申告しておけばより安心です。

 あとはピアノの搬出ルートですが、どこを通って行くかある程度想定してみて下さい。例えば、子供部屋のドアからは出ないから、窓からクレーンで、とかの場合は予め業者に伝えておけばトラブルを未然に防げます。

 次にAですが、問題になるのは「買取金額の減額」、「査定費・出張費」、「運搬費用」の3つですので、

  • 基本的にどれ位の金額で買い取ってもらえますか?
  • 運搬費用(ピアノ搬出費用)は別途請求されるのですか?
  • 減額される場合はどのような場合ですか、またどれ位減額されますか。
  • (見積自体は無料でも)出張費がかかりますか?

のように業者に事前に確認しておけば、万全を期すことができます。是非ともスムーズな買取になりますように!
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